2012年3月4日

2012 香港旅行 #1 マカオバーガー~ノアの方舟

ほんの数日間、香港に旅行に行ってきました。

美味しいもの+懐かしい知り合いに会う旅でした。

ひとりめは数年前メルボルンに遊びに行ったときに知り合った、ももこさんという女性です。出会ったとき彼女はメルボルンに住んでいましたが、その後オーストラリアと日本を行き来し、日本に帰国されたときにも一度お会いしました。しばらく前に連絡をしたところ、一年前から香港に住んでいるというので時間を作ってもらって一緒にお昼ご飯を食べました。

マカオ喫茶に入りマカオのハンバーガーをいただきました!フランスパンのような硬いパンの中に白身魚のフライが挟んであります。これがとんかつだったりもするそうです。タマゴサラダを添えていただきました。

ソースも何も無いのに、アツアツの白身魚のシンプルな味だけでとっても美味しかった!
お待ちかねのエッグタルト~。さくっとパイを頬張る瞬間がたまりません。


ひとりで仕事をしながら世界中どこへでも飛びまわる、ももこさんはとってもかっこいい女性です。勢いよく行動して、時には失敗も経験して、わあって落ち込んだり、また這い上がって喜んだり。私はそこまでの大胆な経験が無いけれど、彼女の話を聞いているとわくわくして、楽しい時間を過ごしました。


その後、オーストラリアに留学していたときに同じ寮に住んでいたGraceという女の子に会いに行きました。彼女とは寮のオリエンテーションの日に知り合い、寮に帰ると毎日顔を合わせていた仲のよい友達のひとりです。学部も、クラブやサークルなんかも違うのですが、寮のイベントで一緒に踊ったり、よく一緒に遊びにいったりしました。ここというときに考えていることがすっと通じ合う、大切な友人のひとりです。

前に会ってからかれこれ3年弱ぶり。彼女は今は香港に戻って働いています。

ホテルで待ち合わせたあと、Noah's Ark Hong Kongというノアの方舟をテーマにしたリゾート施設に遊びに行きました。フェリーで20分程の距離でしたが、シティとは違って都会から抜け出したような心地よい公園でした。

フェリーを降りると海沿いが閑静な公園になっていて、ホリデーハウスのようなマンションが建ち並んでいます。

冬の海には人が少なくて、のんびりするにはちょうど良い日でした。
ノアの方舟の大きなレプリカがあり、その中にレストラン、ホテル、会議場などがあります。その他にも聖書の紹介に始まり、現代の環境問題などに関する内容まで展示があったり、シアターがあったりと、パーク内の施設を体験しながら過ごしました。


3年弱ぶりということでどこから始めればよいのか、話したい話が積もり積もっていました。仕事の話、仕事以外のライフワークの話、恋愛の話・・・。ひととおり話し終えると、会っていない期間にそれぞれいろんなことがあったんだなと振り返ると同時に、それでもそれぞれの好きなものが変わっていないこと、またお互いが会わなくても友達でいられる理由が分かるような感覚になりました。すると彼女も、こんな話をしてくれました。

彼女の友人に、歳の離れた異性の友人がいるそうです。知り合ったのは10年ほど前、学生の国際カンファレンスでだそうです。年齢も違う、住んでいる国も違う、数年に一度会えるかどうかという間がらですが、彼女は人生の重要な部分で彼に相談し、彼は数年来にわたって彼女のよきアドバイザーなのだそうです。

普段顔を合わさない、年齢も性別も職業も、生きている世界も違う、でも自分の人生に必要なエッセンスを与えてくれる友人というのは時空を超えて存在する、と彼女は言いました。そして、その友人は明日香ときっと気が合うと思うと言ってくれました。私のことを思い浮かべると、その友人のことを思い出すんだそうです。彼女がそうやって私のことも時折思い出してくれていたのかと思うと、それもとても幸せな気持ちでした。

シティに戻り、夜ごはんを食べました。路地を入った屋台が並ぶ通りの中のある食堂へ。

手前は牡蠣と卵のフライ。スイートチリのソースが美味しかった。奥はマテ貝の炒め物。
蛙とウナギの火鍋ごはん。たれが美味しかった。
私たちが食べていると隣に座った観光客らしき家族が私たちの皿を覗き込んできて指さしながら注文を(笑)。話をしていると彼らはマレーシアから旅行に来ていて、このあとマカオに行くとのことでした。私が一昨年マレーシアに旅行に行った話をすると、彼らも東京に桜を見に来たことがあるらしく、日本の感想は「もうちょっと英語が通じたらずっと旅行しやすいのに!でもみんな親切にしてくれた」とのことでした。どこへ行っても英語のことを言われる。悔しい~。

さて。
Graceがこの後、連れていきたい場所があるというので一緒に行くことにしました。彼女の友人がアート・スタジオを持っていて、絵の教室をやっているのだそうです。そこで記念に絵を描いて行かないかと。絵?絵を一枚描くの?と話半分に聞いていましたが、これが忘れられない思い出になることになったのです。。



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